アーカイブ:2016年鳥取中部地震の地震回数1970/06/11


鳥取中部地震(2016年10月21日発生)の状況を把握するため利用した気象庁発表の地震回数速報値や震度・震源データベースを使った資料集です。グラフ描画に使用した回数集計データも表形式で記載しました。ひとつの災害記録としてアーカイブしておきます。何かの参考になれば幸いです。

鳥取中部地震について、11月9日に気象庁から回数集計の修正値が発表されました。これに従って再度集計したところ、気象庁震度データベースと気象庁報道発表値とで、同じ国家機関にもかかわらずカウントが一致しない箇所が見つかりました。いろいろ探っても理由が判明しなかったので、以下は震度データベースに基づいて集計しています。報道値と若干違いますのでご了承ください。正確さを心掛けていますが、手作業による個人集計なので完璧な正確さは保証できません。参考閲覧程度に留めてください。

グラフ:1時間区切り・最大震度ごとの地震回数内容説明
鳥取地震・地震回数1

10月21日から11月18日まで
1時間ごとに最大震度別の回数をカウントし、それを積み上げグラフにしたものです。気象庁からも地震発生以降に同様のものが発表されています。全体をひとつのグラフにすると細かくなりすぎるため、二週間単位×2面でグラフ画像を分けました。(※ただし各グラフの末尾日を次のグラフの先頭日に重複させて見やすくしたため、ひとつのグラフは15日間の幅を持ちます。)個々のグラフスケールは統一しています。なお、ここでの週区切りは地震発生日2016年10月21日(金)を基点とする「金曜日から翌木曜日」の周期で管理しています。約二ヶ月ぶん掲載します。

気象庁による関連地震の選別は震央が「鳥取県中部」にあるという条件です。震源の深さ制限の有無は分かりませんが、「最初の大きな揺れと同程度」であることも条件のひとつと推察されます。

※左図は11月9日に気象庁から発表された回数修正値を反映しています。初期の速報値ではありません。描画に使用したデータはこのアーカイブ記事後半に表形式でも示してあります。

鳥取地震・地震回数2

11月18日から12月16日まで
グラフ:1ヶ月区切り・最大震度ごとの地震回数(以前)内容説明
鳥取県の地震推移

2007年1月から2016年10月20日まで
鳥取地震の発生前まで約10年の期間、鳥取県に震央があった地震(震度1以上)を、1ヶ月ごとに最大震度別の回数をカウントし、それを積み上げグラフにしたものです。このグラフには震央が「鳥取県中部」に加えて「東部」「西部」のケースも含まれます。また2016年10月は20日までです(鳥取地震発生日以降は含まれません)。

平時はどんな状態だったか、直前はどう変化したか、また、地震発生以降に余震がどこまで減ったら収束したと言えるか、色々推し量るのにご利用ください。

(2016年10月22日のブログ記事内グラフと一緒です。)


【1時間区切り・最大震度ごとの地震回数データ表】※対象:10月21日から12月22日まで
←表示したい週と日付をそれぞれ選択してください

※累計は10月21日14時台からの合計です。震央が「鳥取中部」のみのカウントです。

※この表のデータは上記掲載グラフに使用した元データです。本記事リードにも書きましたが、個人の興味によるまとめなので完璧な正確さは保証できません。参考閲覧程度に留めてください。またご自身で集計したい方はこのページの値ではなく、必ず気象庁から発表される一次情報をお使いください。

※表が表示されない場合はJavaScriptが有効でないかブラウザが古いと思われます。また携帯やタブレットなど小型端末での動作は検証していません。あしからず。


参考:
2016年熊本地震に関係する記事(ブログ内)