アーカイブ:2016年熊本地震の地震回数 ― 1970/06/01
熊本地震の状況を把握するため利用した気象庁発表の地震回数速報値を使い、各種グラフを描きました。描画に使用したデータも表形式で記載しています。ひとつの災害記録としてアーカイブしておきますので、何かの参考になれば幸いです。
(2016/8/12記)データ集積が8月11日をもって地震発生から120日分に達しましたので、このアーカイブ更新は終了します。もう少し続けたかったのですが、7月中旬より気象庁発表データの1時間集計が省かれるようになりました。データの作成や整合性の検証に時間がかかり、また1日単位でしか保証できなくなったため更新終了せざるを得ない、というのが私の真相です。頻度が激減したとは言え、地震がある程度収まり復興に目処が立つには何年、何十年もかかるでしょう。もうこのページをご覧になる方はほとんどいないと思いますが、個人的に1年は見守りたいと思っています。
グラフ:1時間区切り・最大震度ごとの地震回数 | 内容説明 |
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3月17日0時から4月14日24時まで |
1時間ごとに最大震度別の地震回数をカウントし、それを積み上げグラフにしたものです。気象庁からも地震発生以降1ヶ月あまりは同様のものが発表されていました。 ここでは熊本地震発生より前がどんな状態だったかも含めて、数ヶ月の遷移を俯瞰できるようにしました。全体をひとつのグラフにすると細かくなりすぎるため、二週間単位×2面でグラフ画像を分けました。(※ただし各グラフの末尾日を次のグラフの先頭日に重複させて見やすくしたため、ひとつのグラフは15日間の幅を持ちます。)この週区切りは、地震発生の2016年4月14日(木)を基点とする「木曜日から翌水曜日」の周期を使って、4週前から掲載しています。もちろん個々のグラフスケールは統一しています。 描画に使用したデータはこのアーカイブ記事後半に表形式でも示してあります。この数値は次のように引用元や集計方法が異なります。なるべく連続するよう心掛けましたが、そもそも違う基準での集計をつなぎ合わせたものであることをご理解の上ご覧ください。
《4月14日21時以降》 気象庁が漸次発表していた暫定速報値に基づいてます。このうち4月14日21時以降4月16日2時までは熊本県熊本地方で発生した地震の回数、それ以降は領域を広げてカウントしているとのことです(気象庁資料)。 《4月14日20時以前》 気象庁サイトに履歴が残ってないため、tenki.jpおよびYahooに残っている気象庁発表の地震情報履歴に基づきました。熊本・大分両県で発生した地震をすべてピックアップし、両サイトでの整合性をチェックした上で集計しました。 データは詳しい調査で今後変わることがありますが、当ブログでは発表時の値を記録するのが目的なので修正フォローはしません。必要な方は各自で気象庁最新データを入手してください。またグラフや表はあくまで個人ブログの興味で蓄積したもので、気象庁とは関係ありません。 |
4月14日0時から5月12日24時まで | |
5月12日0時から6月9日24時まで | |
6月9日0時から7月7日24時まで | |
7月7日0時から8月4日24時まで | |
グラフ:地震回数の累計 | 内容説明 |
1時間区切り・4月14日21時から8月4日24時まで |
熊本地震発生からの有感地震回数を「震度不問の総回数」と「最大震度3以上の回数」とに分け、1時間ごと/1日ごとに累計を示したグラフです。 加えて、上グラフでは総累計の1時間ごとの増加量を「差分」として描いています。また下グラフでは1日ずつの震度別回数を積み上げ棒グラフで示しています。 使用データは上の回数グラフと同じものですので、解説はそちらをご覧ください。 |
1日区切り・4月14日21時から8月4日24時まで | |
グラフ:1日区切り・最大震度ごとの回数比 | 内容説明 |
4月14日21時から8月11日24時まで |
熊本地震発生からの有感地震回数を1日ごとにカウントし、最大震度ごとの回数の割合を棒グラフで示したものです。 使用データは上の回数グラフと同じものですので、解説はそちらをご覧ください。 |
【1時間区切り・最大震度ごとの地震回数データ表】※対象:3月17日から8月10日まで
※この表のデータは上記掲載グラフに使用した元データです。説明欄にも書きましたが、個人の興味によるまとめなので、完璧な正確さは保証できません。参考閲覧程度に留めてください。またご自身で集計したい方はこのページの値ではなく、必ず気象庁から発表される一次情報をお使いください。
※表が表示されない場合はJavaScriptが有効でないかブラウザが古いと思われます。
参考:
2016年熊本地震に関係する記事(ブログ内)